iso45001の開発経緯について
iso45001は労働安全衛生マネジメントシステムについて定められた国際規格で、2013年の中頃に決定し、様々な国や議長国に英国が割り当てられたことによって、スタートしていきました。
そもそも2007年の段階で、フォーラム企画で生み出されたこの考え方を基準に開発が進められてきましたが、当該分野では厚生労働省の指針といった中央労働災害防止協会といった業界が定めるガイドラインによって、すでに存在していたものの、ここは従来の法令や規制と矛盾せず、しかもこれで労働者がしっかりと安全に働くことができるということを定めるように議論し、2018年の3月12日発行されたのです。
従来あったこうした労働に関する規格との大きな違いは、用語の定義は共通していて、既存のマネジメントシステムに取り組んでいる組織が労働安全衛生を含む統合マネジメント運用することが可能になっている、ということに尽きるでしょう。
こうした規格をしっかりと取得していることによって、健全な企業運営が行われているということを客観的に社会にアピールすることができ、取引の活発化を目指すことができるようになるのです。
この点の今後の活動としては実践ハンドブックの開発を行なって、リスク面での管理心理社会的リスクの管理といったことを、ガイドラインとして明示することを目標にしています。
開発期間はそれほど長くなく、近いうちに発表されることは間違いなさそうです。